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2024年05月08日 フェムケア

更年期を幸年期に!!

50代目前、生理不順が気になり婦人科を受診しました。

受診をきっかけに、更年期と向き合うようになりました。

「自分の体で何が起こっているのか?」
「今後起こる可能性があることについて日頃から気を付けることは何か?」

自分自身と向き合っていくうちに、「みんなにも伝えたい!!」そう思いました。

昨年、講師の北 奈央子さんをお招きして、更年期について学ぶ講座を開催しました。

更年期を幸年期に!!
講座の様子

その後も、薬剤師さんや栄養士さんなどの講座を通して、更年期の知識を深めていきました。

更年期と更年期障害の違い

ここで、更年期と更年期障害の違いをご存知でしょうか?

閉経の前後5年、つまり約10年間が「更年期」といわれる時期です。

女性の体を持って生まれた人には、必ず訪れます。
避けては通れない時期です。

閉経後、「実はあのときの不調は更年期だったのかな?」と、気付く人もいるかもしれません。

一方、更年期障害は、更年期に現れる、日常生活に支障をきたす症状のことです。

約40%の女性は、更年期障害によって仕事やプライベートに支障をきたすといわれています。

出世を諦めたり、退職したりする人もいます。

更年期の症状

更年期の不調は、主に女性ホルモンの分泌量減少によって起こります。

女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンがあります。

エストロゲンは、女性の体の発育や月経、妊娠などを司るホルモンです。プロゲステロンは、妊娠を維持したり、乳腺の発達を促したりするホルモンです。

更年期になると、エストロゲンの分泌量が急激に減少します。このため、以下のような症状が現れます。

  • ほてり、発汗
  • 不眠
  • 頭痛、めまい
  • 動悸、息切れ
  • 乾燥
  • イライラ、不安

更年期に起こるさまざまな不調は、必ずしも治療が必要ではありません。

生活習慣を見直してみると、症状が緩和する場合があります。

生活習慣の見直し ~栄養編~

更年期を幸年期に!!

更年期に限らず、健康的な生活を送るためには、バランスのとれた食事を心がけることが大切です。

その中でも大豆は、女性にとって必須な栄養素が豊富に含まれている食材の一つです。

「エクオール」という名前を見聞きしたことがありますか?

大豆をたくさん食べて、エクオールを体内生成させたいところですが、

エクオールを生成できるのは、日本人の2人に1人だそうです。

自分がエクオールを生成できる体なのか知る為には、婦人科で検査が可能です。

更年期症状に力を入れている婦人科をおすすめします。

病院までは・・・と思っている方には、通販でエクオールの検査キットが販売されていますので、試してみてください。

生成できない体でも、サプリメントに頼ることができます。

まとめ

更年期症状の対処法は、人によって様々です。自分に合うものを見つけることが大切です。

その中で、「エクオールを作れる体なのか?」を調べてみることが、1つのヒントになれば幸いです。

症状を軽減し、更年期=幸年期にしましょう!