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2025年11月16日 経営 健康経営

健康経営の成果をどう測る?「健康投資管理会計」という考え方。

健康経営の効果は
正直見えづらいです

利益に直結するものではないため
「費用対効果」が明確に出せない。

だからこそ多くの企業が
「やってみたけど成果がわからない」
という壁にぶつかります

その課題を受けて
経済産業省が公開しているのが
「健康投資管理会計ガイドライン」です

このガイドラインでは
健康経営のためにどれだけの費用を投資したのかを明確にし
効果を定量的に評価するための仕組みを示しています

たとえば、効果指標の例としては

  • 血液検査で「精密検査」が必要な人を50%減らす
  • 喫煙率を20%に削減する
  • 体調不良による欠勤・早退・遅刻を年間50日に抑える

など、いくらでも設定できてしまいます
それにいくらかかったのか?
その結果いくら利益に貢献できたか?

それを数値で出すのですが
難しい・・・

たとえば、イベントや展示会を行ったとき、
「どの広告を見て来場したか」をアンケートで聞きますよね。
チラシ? 展示会? 紹介?

結局本人に聞くしかない

健康経営も同じです
本人の実感・主観が大切で
それを無視しては本質を見誤ります

ただし、それを“感覚”で終わらせず
数字で見える化しようとする取り組みこそが
健康投資管理会計ガイドライン」なのです

感覚ではなく、根拠を。
感想ではなく、数字を。

健康経営を“戦略”として語れるように
これからしっかり勉強していきます!💪