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【能登半島地震】 被災地にて当店のキャンピングカーが活躍中
元旦に発生した能登半島地震から約1カ月以上が経過しました。
被災地支援が進む一方、多くの建物や道路が崩壊した現地では、支援者の宿泊場所の確保も課題となっています。
被災地支援をする前提として、支援者は「被災地に迷惑をかけないこと」「宿泊場所、交通手段などは自分で準備し自己完結型」でということが重要になってきます。
電源、水道、暖房設備等を完備したキャンピングカーは、被災地に負担をかけずに自己完結で支援活動を実施できることから需要が高まり、当店のキャンピングカーも、現地で支援者の宿泊場所としてご利用いただいております。
当店キャンピングカー被災地での活用状況
掲載の写真は、1月下旬から被災地に入り、当店キャンピングカーに宿泊し現地で支援活動を行っている看護師山中弓子さんからいただいたものです。
地震の影響で崩壊した道路に、降雪や路面凍結がさらに追い打ちをかけ、移動は困難を極める状況だったそうです。
これまでも全国各地の被災地で支援活動を実施されていた山中さん。
キャンピングカーを利用しての支援活動は今回がはじめて。
いままでは、大量の支援物資にうもれるようにして車中泊していたようです。
山中さんが語る、キャンピングカーを宿泊場所として利用する理由は以下のとおり。
キャンピングカーが宿泊場所として最適な理由
●被災範囲が広すぎる
●宿泊場所を探すことが困難(ほぼ不可能)
●そもそも被災地内に宿が無い
●移動距離が遠く移動に時間がかかる→疲労を招く→渋滞の原因にも
●支援内容が流動的
●避難所での中長期支援や24時間体制の時の仮眠室の確保が必要
●支援の調整や事務作業等をする場所(デスク)が必要
●備品や物資の輸送
●支援者の健康維持が必要
被災地で支援活動を実施する上で必要な設備などがキャンピングカーには備わっているということから、今回キャンピングカーでの利用を決めていただいたようです。
キャンピングカーが宿泊場所として最適な理由
広々としたプライベート空間
被災地では、避難所が開設されていても、プライベート空間が確保されないなどの理由から、一般車両において車中泊されている方も多数おられますが、普通の車両では足を延ばして就寝できない、体勢を変える十分な空間がないなど、エコノミークラス症候群の発症も懸念されます。
キャンピングカー車内は、成人男性が車内を立って移動できる広々空間に、テーブルセット、ベッドが備えつけられており、事務作業を行ったり、支援活動に集中できるよう疲労回復に適した環境が整っています。
また、すべての窓、運転席と後部座席の間にはカーテンが設置されており、外からの視線を完全に遮るプライベート空間を確保することができますので、着替えはもちろん安心して就寝していただけます。
意外にコンパクト!駐車スペースは普通車1台分でOK
車内は広々としているキャンピングカーですが、横幅と縦幅はそれほど大きくもなく、駐車スペースはなんと普通車1台分のスペースがあれば十分です。
道路状況が悪い被災地でも、安心して移動することができます。
充実した電源設備
車両内には、コンセントが数カ所設けられており、1カ所あたり1500Wまでは使用可能となっています。(消費可能電力は、車載のインバーターやバッテリーによって異なります。)
当店のキャンピングカーは、車載のサブバッテリーで、たとえエンジンを切ってもテレビやDVDデッキ、パソコンの充電などは問題なく使用できますし、暖房設備(FFヒーター)が車載されていますので寒い冬でも安心して車内で過ごすことができます。
簡単な調理を可能にするシンクと冷蔵庫
シンクに加え冷蔵庫もありますので、野菜をあらったり、お肉などの食材も貯蔵することができますので、長期滞在に欠かせない食事作りも自分で行うことができます。
まとめ
広々とした車内空間や、水回りに加え、エンジンを切っても使用可能な電源や暖房設備が整ったキャンピングカーは、限りある被災地の施設を使用せず自己完結型の支援拠点として活用されています。
当店キャンピングカーが被災地復興に、少しでもお役に立てればと考えております。
被災地での支援活動中のみなさま、連日の活動で疲れがたまってきているころではないでしょうか。
支援活動を継続するためにも、少しでもよい環境で、ご自身の体調管理にもお気をつけて活動なさってください。
衛生面でも充実しているキャンピングカーは、医療的ケア児の避難場所としても最適です
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「キャンピングカーで避難支援!?」医療的ケアが必要な子どもたちの避難アシスト Vol.2 | ひなんピング (hinanping.com)
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